L-03DP ピックアップ編6



手抜きで測定もせずに701ESに組み込んで動作するか試してみた
ディスクを入れても回転もしない レーザホルダの角度を変えたりコリメータレンズを前後に動かして回転しだす位置を探る
回転しだす位置はプリズムに対して可也斜めの位置 レーザダイオードとコリメータレンズの光軸が合っていないと思われる
当然RF信号波形は正常ではなくサーボが効きだす時のキュルキュルと音はするがまともな波形にはならない
レーザ光は肉眼では殆ど見えないのでデジカメで見るとプリズム内に光束があるのは確認出来る



やはり光軸を合わせないと上手くいかない様だ レーザダイオードがLT022MCの時は上手くいったがオリジナルと異なるレーザはポン付けではだめだった レーザチップからの放射光広がり角Qh、Qvの違い 光軸傾きdQh、dQv オフセンタもメーカが違えば異なると思われる
光軸を合わせる冶具を作ってみよう 光学は全くの素人 素人なりに考えてみた コリメータレンズホルダはφ8 センタ出しをしたφ8 L50mmスペーサをホルダに入れ先端センタに合わせφ3程度の穴を通るセンサの受光量が最大となるレーザダイオード位置を探れば光軸が合うのでは?


ベースは適当なアルミ板 コリメータレンズホルダは丁度良いベーク板が在ったので此れにM2のタップを立て固定 センサは線量計製作に良く使われたS6775が受光面積が広く具合が良い



コリメータレンズホルダと同じφ8 M4丸スペーサL=50、L=30,L=15を買ってみた 長い物で合わせれば精度が上がると思うのでL50の物を先端加工
受光穴位置をこのゲージで位置決めして穴明




センサを穴に合わせ貼り付け レーザを取り付ける 之で治具の準備は出来た
レーザに48mA程流し受光センサレベルが最大となるレーザ位置を探ってビスを固定
果たして之で上手くいくのか?




レーザホルダはほぼ真っ直ぐな位置でディスクは回り出したがRF波形は不安定
コリメータレンズを動かし安定する位置を探る
フォーカスバイアスRV151調整とレンズ位置を交互に調整して探ると再生し始めたがRF波形は濁り汚い
さすがに之だけ汚いと再生音にノイズが入る もう一歩の所までは辿り着いたのか?
前に取ったメモハイの波形の様にするには受光センサも含めトータルで調整する必要があると思われ剛性のある冶具を作るとなると時間、費用が掛かりそう
続く





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