RX-202



2010/3/21

”エジェクト出来ません 再生出来ません”ジャンク 神戸のH/Oにて¥5Kで購入 ナカミチの名が付くと途端に高くなる
カセット自体を反転しリバースする機種でどの様な構造か興味があったので高いが持って帰った 裏を見ると修理を受けた記録のシールが貼ってあった



電源を入れエジェクトSWを押すとモータ音はするが動作はしない おそらくベルトの滑りと思えるのでばらしてみた ベルトに型が付き伸びていたので1mm厚ゴムシートを切り出し合うサイズの代用品を作り交換 


トレイは出る様になったが閉動作をさせると奥に入るがモータは回転したままで停止しない 位置検出VRの位置関係が合っていない様なのでVRギヤを少しずつずらして調整 本当は合いマークがあるのだろうが良く分からなかったのでこの方法で上手く動作する点が見つかった リバースSWを押すとトレイが出てきてカセットホルダが回転出来るようになった


カセットを入れ再生させると一瞬リールが回転するがヘッドは動かず再生動作はしない メカ本体を取り出し調べてみると三協製の様だ モード検出SWの接触不良が疑われるのでメカメンテを兼ねてばらしてみる


問題の接点は紙を挟み紙側を動かし磨く 始めは紙に汚れが付いたがしばらく汚れが出なくなるまで磨き組み立てる
序に各部を清掃しグリスアップしておく


パネル カバーは洗剤で洗い何時もの様にワックスで拭き綺麗にしておく


正常に動作するようになった 再生中にリバースSWを押すとトレイが出てきてカセットが回転してトレイが中に戻って再生を始める なかなかユニークな発想のメカ




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