OPH-31 続き1


レーザ出力が0.3mW程度になる様に電流を流す 約43mA
この状態で取り付けた受光センサ出力が最大となるレーザ位置をホルダを動かして探る
レーザホルダの位置を動かすと受光レベルは変化するが最大値が時間と共に低下する傾向があり最大良点が分り難い


レーザの光量を安定させるため701ESのAPC基板を付けた状態で動作させる事にした
サービスマニュアルにはAPC回路図の定数は省略されており直接動作させるには定数を知る必要はないが定数他を入れてみた




0.3mW程度になる様APCボリュウムをセット むやみに上げ過ぎない様位置をマーキングしておく
同じ条件で4号機のピックアップの波形を取って之に極力似た波形になる様受光センサの位置を調整
非常にクリティカル 微調の出来るXYテーブルに受光センサが連動する治具が必要と思えてきた
似た様な波形にはなったが谷/山の間隔が4号機のものとは違い701ESに入れてみても動作せず…残念 そう甘くはなかった
この方法では光軸は合わせられると思うがコリメータレンズで光束が平行光になっているかは分からない 平行光にはなっていなかったと思える OPH-31では701ESで動作させながらコリメータレンズを動かせないのでこのままでは上手くいきそうにない コリメートチェッカが必要と思えてきた コリメートチェッカは高価(定価で120,000程)で中古の安い物が見つかるまで買えない
原始的方法でどうなっているか試してみた スクリーンに見立てた白紙/方眼紙をレーザ近くから遠ざけて光束の幅が変化しないか?
初めのレンズ位置では収束して遠ざける程点になっていく レンズを奥に押し込み変化しない所を探る ただ肉眼では殆ど見えないので部屋を暗くしてようやく見える程度 
注意
決して肉眼で直接レーザ光を見ない事 波長780nmは見える限界で殆ど見えませんがレーザ光0.3mWの本当の明るさは高輝度LEDが明るく点灯している直近の明るさ以上である事を! 見ると網膜がダメージを受けます
 


手でレーザホルダを直接動かして最良点の位置を探るのは微妙過ぎて難しく また固定ビスを締める時にずれたりするので中古小型のシグマ光機XYステージを買って治具を作る事にした



銅板でレーザ固定ビスを押し当て引っ掛ける爪板を作ってみた リン青銅板が良いのだが手持に無かったので銅板で代用
受光センサ基板用にも押し当て爪板を作る必要があるが… 
適度に押し当てるバネ力を持たせてXYステージに取り付け XYステージとピックアップをベース板に固定
まずはレーザ側から対物レンズ込みでの光軸合わせ始める



センサ基板に引っ掛け用のφ0.8の窪みを入れて 受光センサ側の押さえも銅板で作る



レーザ側は合わせたつもり 受光センサ側を合わせてみる
段々と似た波形にはなって来たが…
こんな方法で上手くいくのか? 無駄な抵抗は続く
続く




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