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2010/5/5
”音出ません”ジャンク H/Oにて¥4Kで購入 このアンプも前に手に入れたTA-FB720Rと同様MOS FET トロイダルトランスの構成 入力切替は少し上位機種のためかコストの掛かるメカニカルリレーが使用されている アナログSWに比べ歪 クロストークの面では有利な為と思われる |
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電源を入れるとH/Oの表示通り音が出ない SP接続リレーの動作音がしないのでファイナルFETを調べるとLchが+電源程が出ている コンプリFET 2SJ201 2SK1530の各ドレイン ソース間がショート状態でこのショートに耐え切れずソース抵抗0.22Ωが焼損 通電時電源ヒューズが切れずFETが死亡した様だ この死亡したFETはゲート ドレイン ソース間全てに導通がありこの為前段ドライブFET 2SK2013 2SJ313も劣化していた
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不良のFETを交換 アルミ放熱フィンに銅板を挟み取り付ける様になっていてFETを固定する金具銅製
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FETを交換したのでアイドル電流を調整する為ソース抵抗の両端電圧をモニタし電源を入れると電圧換算で6A程を示したので直ぐに電源OFF 未だ何処かに不良があるがシャーシに付いた状態ではパターンがフレームで邪魔され良く見えないのでAssyを外し調べてみたところ47Ω2本の不良で1本は断線 1本は抵抗値が高くなっていた この抵抗はDENONのアンプを修理した時ことごとく不良となっていたものと同じカラーコードに特徴のある抵抗 ヒューズ抵抗?SP端子をショートさせたのではなくこの抵抗が原因だった様だ
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抵抗交換でアイドルは正常となりSP接続リレーが程なく動作 DCオフセットは5mV以内で問題ないのでアイドルを調整 Rchは200mA以上でかなり熱くなるのでやや落とし150mAに設定 その後音出ししてみた サンスイの音作りとは違いマイルドな印象がするが繊細さも持ち合わせたように思う |
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