AU-D507X


2010/6/6

”片チャンネル音出ません”ジャンク H/Oにて¥2Kで購入


安い機種ながらXバランス回路構成となっているが回路にコストが掛かるのかフロントパネル 側板は樹脂製となって殆ど嵌めあいで組み立つ構造で合理化されている 反面分解組み立ては慣れないとかえって時間が掛かる
表示通りLchからは音が出ないので信号を追っていくとパワー部入力に信号が来ていない
 


プリ部基板をパネルから外し調べるとボリュウムがおかしい 初めは初段デュアルFETを疑ったが半導体は正常だった VRを外しバラして調べると抵抗体と端子を繋いでいる導体が1箇所外観は正常に見えるが導通が無い


一時期Athlonのクロックアップが流行りその設定用にコンダクティブペンが使われていた このコンダクティブペンが今回の様な補修にはもってこいで我が家にも有ったはずが探しても見つからなかった当時TSさんもクロックアップをしていたので未だコンダクティブペンを持っているか聞いてみると有るとの事で借りて補修 本来ならば交換したほうが良いがラウドネス用タップ付きで代替に適当なものが無くこんな方法になった


DCバランス調整 アイドル調整
DCバランス アイドル共余りばらつきは無かったがアイドル設定値は予想で0.33Ω両端にて約20mV(60mA)にADJ DCバランスは5mV以内にADJ


一通りの調整後 音出し 切り替えSWやEQアンプは問題無く補修したVRはガリも無く動作している




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