DTC-1000ES


2010/1/11

”トレー出ません”ジャンク 四日市H/Oにてリモコン付き¥2Kで購入
電源は入るが表示通りトレーは開かない


カバーを開けて見るとアナログ部シャーシは銅メッキされ ケミコンはMUSEが多用されコストが掛かっている
トレー部を取り出すためパネルを外したので序に清掃



トレー駆動用ベルトとカセット保持用ベルトを交換すると開閉は出来る様になったがテープローディングは出来ず 元のベルトにはグリスが付きベトベトしていた




ギヤが割れたエンコーダとググリスが固着したアームなどほぼこのメカの共通のトラブル
その他問題のグリスが塗布された部分はねっとりし動きが重い ローディングポストの動きが片側が途中で止まり位置がずれる




固着で負荷が重くなり樹脂ギヤが金属ギヤに負けたのか樹脂の劣化かは解らないが歯が2山欠けていた 固まると金属並み?のパテを欠けた部分(谷より深く削っておく)に盛り同モジュールのギヤを押し当て整形し使用に耐えるか試してみる 形はらしく見える




ピンチローラがキャプスタンに当るまでローディングモータを手で廻し合いマーク位置に合わせたエンコーダをセット 補修したギヤで無事ローディング出来 再生も出来た



一先ずトレー駆動部をセットしテープの出し入れを繰り返し補修したギヤの様子を見ているとトレー開閉が出来なくなった カセットホルダ駆動が途中で反転する繰り返し動作となりメカエラー表示する ウォームギヤ周辺は問題の茶色のグリスが付いていて もしやとこのギヤを手で廻すとねっとり重い シャフトからギヤを抜きシャフト ギヤを掃除してグリスを塗り組み付けると見違えるほど動作が速くなった 動きが遅い為タイムアウトで動作異常となった様だ


元気なトレー開閉モータ音で調子良くなった




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