AU-777


2013/5/2

”電源入りません” ジャンク H/Oにて購入


電源を入れてみると表示通りパイロットランプは点灯しない 
中を見てみると電源部ケミコンが交換してある 既に修理の手が入っておりロータリーSWには接点復活剤?でベットリしている 電源ランプは点かないが出力段Trコレクタには電圧は加わっているのでランプ切れの様だ


終段、ドライブTrを外して問題ないか調べてみる 終段Trは簡単に外れたがドライブ段はソケットにハンダ付けしてあり簡単には外れない




何とかTrを取り外し調べたが特に問題なくこのまま再使用 シリコンコンパウンドを塗り再組み立て



電球ソケットにLEDをハンダ付け 電源は交流なので逆耐圧対策にダイオードをシリーズに入れておく



トーンコントロールはボリュウムでは無くロータリーSWでステップ切り替えとなっており非常に手が込んでいる 


足が1個付いていなかったので似たものを探したがかなり長いもので見つからなかった ゴム円柱を継ぎ足し加工
オリジナルは樹脂製でぶつけて割れたのだろうか 底板が変形していた


動作確認してみる トーンコントロール ラウドネス ハイ/ローフィルタはガリは無く正常に動作している
1KHz 10W出力時 歪 Rch 0.15% Lch 0.2% 左右で差があるがまあこんなものか ケミコンは交換した方が良いと思うが…


音出し  出力にリレーが無いので電源投入時にボコっとクリック音が出るが元気の良い音がする 繊細な緻密さはないが何か昔懐かしさを感じる 




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