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2013/10/31
”一回アカイのサービスで修理を受けてヘッドを交換等を行い使っておりましたが、デジタル化の時代になり使わなくなり
仕舞っておいたのですが、この間また使おうとした所、録音再生が出来なくなっておりました。”
東京都 Y様 修理依頼品 AKAIの高級機でかなりの重量
電源を入れて見るとテープは送られメカの動きは正常だがメータは振らず音も出ない |
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アンプ部を調べる
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パネルを取り外しばらしていく
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ツマミは水洗い
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基板はカードエッジタイプで本体からフロントパネルを外せば抜く事が出来るがこのカードエッジコネクタの8個中7個が樹脂の劣化で割れている
割れた事により接触出来なくなり動作しなくなった様だ 再生アンプ 録音アンプ メータアンプ諸々全て動作出来なくなっている
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カードエッジコネクタは接点復活剤を吹いたのかベットリしている この事により樹脂が劣化したのかも? コネクタは酷い事になっている
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コネクタは交換するしかなく ピン配を記録しておく
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22ピンコネクタ 5個 18ピンコネクタ 1個 14ピンコネクタ 2個を交換
KEL製が付いていた 交換したのもKEL製だが取り付け面高さが異なるタイプなので固定用サポートはサイズの異なるものに変更が必要 外したコネクタ8個中7個が割れていたが配線を外す時にバラバラになったものもある
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コネクタタイプが異なるのでサポートを13.5mm→20mmに変更
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仮組で動作確認
とりあえず再生は音が出るようになったがテープ速度が速い トランスポート部後ろの50/60Hz切り替えSWでは変らず
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キャプスタンモータはシンクロナスではなくエディーサーボモータだった
今では見かけないサーボ方式で自分は良く知らないが渦電流で減速コントロールするのか?
後ろの切り替えSWはモータのコンデンサ切り替えのようだ
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進相コンデンサのハンダ付けが…
線が抜けてきた 両方共修正
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サーボモータなので何処かに調整VRがあるはず この基板にVRが3個並んでいるので恐らく9.5cm 19cm 38cm設定と思われる
試すとハンダ面 右から38cm、19cm、9.5cmの設定だった
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テープスピード調整をして録音テスト 録音は正常に出来ている テープ1本分を試しアンプ部は問題なさそう
トランスポート部は巻取りモータのトルクが落ちているようで巻き取り量につれて速度がかなり落ちてくる
続く |
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