A-10 TYPE W



2013/12/15

ジャンクではなく動作保証3ヶ月の中古品を5年程前に購入したもの 時たまジャンク部屋1で使用していた 動作は特に問題なく使ってきたが購入時から一度も特性を測定した事が無かったので状態を見てみた



それなりに埃が溜まっている 構造的にはかなりしっかりしていてシャーシは3tもあり非常に重たい
かなりコストが掛かった構成でこれが当時¥125,000で初代よりは価格は上がっているが採算が取れたのだろうか?



まずDCオフセットを測定
両ch共1mV以下で非常に優秀 デジボルがちゃんと接続出来てないかと見直した位 アンプ電源OFFでは当然負荷抵抗を接続しているので0mVとなる 電源ON後リレーがONすると直ぐに1mV以下の0.1〜0.2mV前後でふらついてはいるが暖まっても殆ど変化は無い これには驚き
歪に関しては普通で1KHz 10W出力時 約0.05% 10KHzでは0.3%程
ただ歪は時々フラフラ安定しない 何処に原因があるのか順に追うことにした 本機にはSPリレーを通さないダイレクト出力があるのでここから測定してリレーの影響なのか確認




ダイレクト出力では0.03%弱で安定している リレーの接点が原因の様だ リレーを取り外し接点を掃除
リレーは2種類使用しておりクロスバーツイン接点タイプとンーマル接点タイプ
第一電機 DH 2U/DH 2TUは現行品で手に入るので交換した方が良いがとりあえず接点の掃除後は安定した
SP端子 基板周りの雰囲気はサンスイ AU-α*07シリーズと似ている




ハンダクラックの起き易いRCAジャック部を確認
テープ2のハンダ量が少なくクラックが起きていた
 


パネルは外して掃除 
フェルト黒テープ糊の影響か吸湿で起きたのか内パネルが錆びで酷い事になっている
錆びを落し錆び止めを塗っておく


ジャンク部屋1から部屋2へ移し しばらく使うつもり




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