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2014/1/24
たまに電源を入れ使ってみるとリレーがONしてスピーカが接続される時クリック音が出る オフセット電圧は調整してあったが落ち着くのに時間が掛かる 電源投入時は50〜60mVで次第に下がり1時間程で安定するが数mVはフラフラしている 改善出来ないか試すのに回路図は持っていないので回路がどうなっているかパターンを追ってみた 初段は定電流駆動では無く簡素化されたもの
差動のバランスを取るのではなく微小電圧を加える方式 似たような方式は古い東芝トランジスタデータブックの巻末 応用回路にある
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初段は熱結合されている訳でもなくバリスタも離れているので全体が落ち着くのに時間が掛かるのはこの配置か影響しているのか?
試しにペアTrに替えたりバリスタを替えてみたが変化はあまりみられない 温度に対して非常にクリティカルで手で扇いだ位の風でもフラフラする 基本的には温度が下がるとプラスに変動する
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色々試したが良くならないのでOPアンプでゼロ追従する回路(100k-1μ積分回路)を追加して電源投入時から安定するか試してみた
バラック実験でオフセット電圧はミューティングリレーONの頃には10mV程になりその後1.6mV程で安定している 追加回路は有効で低オフセットOPアンプを使えばもう少し良くなるだろう
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両チャンネル回路をきちんと組み付けてみた といっても基板を起こした訳ではないが…
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低オフセットのOPアンプを使った事により両チャンネル共±1mV以下に収まる様になった
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音出し リレーがONしてもクリック音は出なくなり調子良い |
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