TASCAM 234続き


続き

操作SWのコンタクトの接触は良くなったがそれでもメカは動作しない
メカコントロール ICのBA843が不良のようだ STOP入力が本来 H レベルのはずがほぼ L レベルでいつも停止状態となっているので何も受け付けない様だ IC単体で試してもやはりダメだった ネットで探しても簡単には手に入りそうも無い 専用ICの不良は始末が悪い 最近ではGX-R88でギブアップしたばかり 今回はデータシ−トが見つかり等価回路が載っていたのでどうしても手に入らなければソフトが絡んだCPUの場合はお手上げになるがロジック回路だけなのでGALかFPGAでロジックを組めば何とかなりそう 



GALにロジックは収まったので動作確認
GALはGAL18V10Bでピン数がDIP 20ピンのためピン番号は変換してプログラミング 空きピンはGNDとしてICソケットで浮かせて装着




動作ポジション調整VRが不良で調整出来ないものがあったので4個共交換 
すると早送り 巻き戻し時にブレーキが掛かりその位置は停止時に調整できる どうやらGALのプログラミングをミスッた様だ 良く回路を確認すると論理を間違えていたので修正
再生 早送り 巻き戻し 各動作は操作SWから受け付け動作出来る様になったがテープ速度が倍々速程になって可変も出来ずフル回転している 速度調整プリセットVRも抵抗体が導通無し





VRを交換してもモータ速度が調整出来ないのでモータを調べてみる
モータの青線が切れていたのはどうも故意に切られた様だ
モータ本体にはブラシのピン以外にタコジェネと思われるピンがある モータを電源で廻してみるとAC電圧が発電される
このタコジェネのピンがハンダ付けされるパターンは微妙で両端がタッチし易くタッチしていたようだ 


ヘッドフォン音量が爆音状態 ボリュウムは廻しても調整出来ない
右端 抵抗体と端子間に導通がない コンダクトペンで補修
これで導通は確保



ふと後ろパネルを見るといつの間にかジャック締め付け部が割れて落ちている 基板を外して見ると接点復活剤を大量に吹いたのかベットリしている このため樹脂が劣化して4個が全て割れてきた様だ
接着剤で割れた処は貼り付け 



退色した赤ラインはマジックで補修 メータが小さいので誤魔化しが効かずこんなものか


テープ速度の調整 本機は9.5cm/sなので4.75cm/s1KHzのテープを2KHzとなる様ADJ


再生は出来たので録音を試してみる
コネクタや半固定VRの不良があるのではと気になっていたが一応動作している




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