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2014/11/16
通販で購入した高枝電動チェンソーの調子が悪くなったので調べてみた
庭木の枝が伸び切るのに鋸では疲れるので購入して調子よく切っていたが無理な角度で切っていた時チェンが外れロックしてから暫く動作すると止まり又動作するようになった
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本体側にはON/0FFスイッチがあるだけで不具合は無かったのでバッテリーパックを調べてみる
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バッテリーは3.6V1300mAのリチュウムが5本シリーズに入っていた
バッテリーだけの単純なものと思っていたが何やら制御基板がありIRのNチャンネルFETと中華?のPチャンネルFETに型名を伏せたICで構成されている
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東芝の一回り大きなFETに交換してみる
ドレインのハンダ付けエリアが合わないのでレジストを剥がし拡大
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塗られた樹脂を剥がしてICの型名は見えたが良く分からず…
バッテリーのセル電圧検出やFETゲートドライブも行っているようでFETは充電時とモータ動作時で切り替わりFET寄生ダイオードも利用した回路のようだ
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FETを交換しても症状は変らず Nチャンネル用ゲート電圧が出ていない
もしや?とバッテリー電圧を確認すると16Vと低めとなっていたので充電すると20Vまで上がり動作は正常となった リチューム電池保護のため電圧が下がると停止する機能が働いていただけだったのか?無駄な事をしてしまったようだ 外したFETは正常だったし…
ロックした事が先入観となり誤った判断をしてしまった 後で良く考えるとBATT電圧低下で停止→暫く置いておくと電圧復帰し動作→少し動作して又電圧低下で停止 この繰り返しをしていた事になる
モータロック時は5mΩのシャントがあったので保護回路があり機能すると思われ¥12,000と安かったが良くできた製品に思えてきた |
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