TA-F333ESA 追修理 続き


2015/12/21

注文しておいたTrが届いた バイアスのTr 2SA1360 2SC3423を交換


ミノムシクリップで電源を供給すると発振気味になるので仮にパスコンを付けてアイドルをシングル状態20mV(約90mA)で三日間毎日2時間程様子見
変な挙動は無かったので正規にFETパラ実装


念のためパラ状態でのFET電流アンバランスを確認
選別出来るだけの数が無いので出たとこ勝負 アイドル時約 ±10 % のアンバランス 一桁には収めたいが仕方ない


AC100V定格でしばらく通電 アイドルは安定している 十分暖まったところでオフセット再調整 大きなズレは無く安定していると思い安心していると突然プロテクトが働いた 慌てて電源を切りFETを調べると幸に無事  何が起きたのか?
プロテクトICはμPC1237でデータシートを見るとDCズレと過電流を検知しリレーを切る様なのでどちらのモードで起きたのか 左右もORになっているし? 
再度RchのFETドレインに外部電源を接続して通電 3時間程放置後見ると電源が垂下している プロテクトは動作していないのでオフセットズレではなかった様だ(プロテクトはラッチされるので不具合が良くなっても保持している) 電流は制限してありμPC1237が検知する程の電流は流れないのでプロテクトは働かなかったがプロテクトが働いた時は一瞬過電流だったと思われる その後この現象はなかなか再現しない こういう不具合は始末が悪い


いつも問題となる事が多いヒューズ抵抗は正常でバイアスのTrは交換したので後はFETドライブのコンプリTrが怪しくなる FETの動作点を見ても正常 この動作点か稀に過電流領域になるとなるとやはりドライバ段のPNP側か?手持ちの代替品に交換 これで1日通電放置で様子を見る



動作は安定したのでSPを繋ぎ音出し
これで良くなったと思うが何となく不安




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