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2016/1/24
HPのシンセを修理した後 30年近く放置してあったスペアナを引っ張り出してきた 手に入れた時 調子が悪くマニュアルが無かった事も有りそのまま放置 今はネットでサービスマニュアルが手に入るいい時代 但し苦手な英文ではあるが…
いきなり電源を入れるのは古すぎ危険なので大丈夫か状態を調べてみる
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RF,IF セクション ユニットを抜いて掃除
30年近く放置してあったのでツマミには埃 BNCは錆と埃で汚れているので綺麗にしておく
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ツマミは外して水洗い 後面コネクタ DDK 26シリーズ?接触面も掃除
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RFセクションの基板 カードエッジ部金メッキがくすんでいたので磨いておく
カードエッジコネクタは古くなると接触不良が多くなり信頼性に欠ける面がある
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電源ケミコンの状態を確認 ショートは無さそう
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スライダックで序じょに電圧を上げていくと煙など出ることなく走査線は出た IFアンプゲイン切り替えでノイズは変化するのでIFアンプは動作している
残念ながらゼロが出ないのでファーストローカルが出ていないらしい YIGの不良? 2GHz〜3GHzを確認する手段は我が家には無いのでどうしたものか 部品も手に入らないだろうし…
動作は出来ていないが それでもこれだけの部品量のものが後一歩まで動くとは腐ってもhp |
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ダメもとでYIGを外してみた
FRAGILEと注意書きシールが貼ってある かなりデリケートらしい?
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カバーを外してみる これ以上は分解できないので抵抗、ダイオード?をテスターで調べるとダイオードがショート状態
YIGには+20V、-10Vが印加される様だが−10V側が抵抗を通しGNDされる事になるので発振出来ないのかも
マニュアルにはYIG内部の詳細な記載はなくこのダイオード(ゼナー?)の存在は不明 ゼナーを付けてみる
放熱の為にケースとの間にシリコンが塗られていたので塗り直しケースに収める
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YIGを戻し電源を入れるとゼロ(センタ)が出てきた 心の中で ”やった”
8656Bで100MHz -20dbmを入れて見ると ややスパン、レベルはずれているがらしく動作している
スキャン ワイズを拡大していくと2MHzから不安定になる スタビライザSWは利かない 一先ず動作したので苦手な英文マニュアルを頼りに時間を掛け調整すれば何とかなるだろう
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ロータリーSW接点掃除でかなり安定するようになった
100MHz 30KHz FM変調も観測出来る 昔はこの波形からFM変調度を合わせていた
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