CA-2000 メンテ続き


ケミコンの交換 SW類の接点掃除を済ませ調整しようと電源を入れるとパーンと破裂音
作業ミスの自爆 電源基板の22μ/50V 基板シルク極性を見間違え誤挿入 幸い底板を付けずにいたので電解液はテーブルの上に飛び散っただけで済んだ 島津家紋の様な十文字に液が飛んでいた(写真取り忘れ) 逆だと本体内に飛び散って掃除が大変だったはず 


自爆その2
片チャンネル音が出ない SUBSONICSWをオンすると出る SWの組み立てをミスしたらしいのでSWを外し接点位置を確認
スライド位置合わせ溝をずらして組んだ様だ 接点側を外す時スライド側が浮いてずれたと思われる 念のため回路と接点動きが合うか確認 この組み付けミスは以前CA-2000修理依頼品(依頼者要望で記事にはしていない)で依頼者がジャンクを手に入れた動作しない機体にあった ケミコン交換などしてあって色々弄られトーンアンプ電源誤配線の為Trなど破損していたもの  自分も同じミスをしてしまった


之でやっと調整に入れる 20分程暖めた後
アイドル調整 TP1-TP2 間 
B級動作時 約25mV A級動作時 約300mV
オフセット調整 TP1-TP3 間 ±5mV以内に調整


イコライザ基板のVR調整
20KHzをフォノに入力して歪が最小になる様左右調整


トーン特性 確認

ターンオーバ
125Hz 8KHz VR max   


トーン DEFFEAT

100KHzまでほぼフラット 位相も暴れが無く素直 Trアンプでは当然だろうが…


ハイカット


サブソニック


正常動作が確認できたので音出し
SWの接触抵抗が改善したのか中高音域がクリアになった気がする




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