PMA-2000U


2016/9/3

”Rch出力が小さいです ノイズも出ます” ジャンク H/Oで購入


中を見てみる
焼損などは無さそう


電源を入れて見るとH/O表示通りRchがおかしい レベルが低い以前でまともな波形は出ず動作していない



RchパワーAssyを外して基板ハンダクラックなど起きていないか調べる
可也発熱するのかグリーンマスクは変色し やはりクラックが起きていた
トランジスタ頭側を前後に動かすとハンダ面足が動きクラックがはっきり分かる



パワーFETは正常そう 穴の隙間からK851と読めるので東芝2SK851が使われている様だ
DENONのうたい文句のFETは特別なカスタム品かと思ったが一般的なスイッチング用のもの ただTO3Pリードタイプは姿を消しつつあるが…
ボントンで手に入り代替も色々ありそう


トリマVRカバーが割れている
抵抗体自体は問題なさそう



Lchは動作しているがクラックは起きていると思われるので点検 怪しい箇所があった



ハンダクラック修正でRch出力は出る様になった



ピンジャックのハンダも確認
序に金メッキくすみを掃除



ソースダイレクトSWにガリがありレベルが変動する
パネルを外す


トーンアンプ基板電源部も熱くなるのか変色している クラックは起きていなかったが補修
ソースダイレクトSWは分解し難そうな構造でオルタネートタイプはいつも苦労するので今回はパス



歪は10W出力で左右共.0.01%程で良さそう
音出し エントリー機ではあるがベストバイとなっていたシリーズの基だけの事はある 





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