HK6800追修理 続き


2016/11/21

取り外したトランジスタは特に不具合はなさそう しいて言うならドライバーのhfeが余り合っていないがそれ程神経質になる必要は無いと思うが… ヒートシンクは終段とドライバーが一体ではなくドライバーはアルミ板が継ぎ足される構造となっている 上位機種は3パラプッシュでこの場合は一体となるようだ?ここで問題点発見 ドライバーTrをタッピングビスで止めているがバリが盛り上がってビスを締めてもTrが密着していない これはヒートシンクをばらしてみて解った バリを削ると密着した シリコンを塗ると取り外しが面倒で手が汚れるのでマイカ板の代わりに多少のクッション性のあるサーコンにしてみた


TO-3P(L)のサーコンはカット品が無かったのでシートから切り出した




念のためドライバーTrはhfeのペア組みをして交換 ファイナルは購入したC5200/A1943のhfeが揃わず元のままの方が良かったので交換せず
まずアイドルを約1/2にして様子見 3時間程出力6W強で負荷を繋いで放置しておいたが放熱器はほんのり温かくなり安定している 歪は0.015%程


外部電源で安定して動作したので本体に戻し電源を入れるとプロテクタは解除して変な挙動無く調整出来た
動作するようになったが何か釈然としない


音出し 本機にはSP接続リレーは無くプロテクトはトランジスタ動作をカットオフにする方式なので終段がショートモードで飛んだ場合を想像すると恐ろしい 今は動作しているが… 入手した時には終段はショートモードでヒューズが飛んでいたので恐らく使っていた方のスピーカは飛んだと思われる




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