RC-X90 修理依頼品 2 続き



2018/12/28

そもそもこの基板は何なのだろう? 表示管用電源基板が主のようだが
この基板も弄られケミコンが何個か交換してある
シールドケースはやはり蛍光表示管用マイナス電源で-26V程を生成しているコンバータと思われる
ハンダ面フラックスを掃除してパターンを追い概略回路図にしてみた 10Kコイル(トランス)があり自励発振回路の様だ
ロームのBA5410は本来オーディオパワーアンプ用だが発振用10Kコイル出力がアンプ入力に入りアンプ出力が差動で表示管に行っているのでこれがヒータ用電源ではないかと思われる ただ発振していないので表示管が点灯していないと思てきた
発振回路のトランジスタはONのままとなっている 不起動を起こしている



コアを回していくと発振する領域がある
表示管が点灯している 予想は合っていた様だ
回路図が無いと苦労する



翌日電源を入れてみると表示管が点灯しない
自励発振が不起動 TRベースに入っている47Kを大きくしてみた 起動はするがたまに不起動になる 不起動時に電源を落とすと起動して発振レベルが下がっていく 起こした回路図を見ながら症状を考えてみる 発振回路電源入力に入っている120Ω/100μが何のためにあるのか?これでスロースタートしている様に思えてきた 100μが容量抜けしているのでは? 外して確認すると予想が的中 測ると6μ程でESRも劣化 交換するとベース抵抗47Kで安定して起動するようになった
基板から浮かせて付けられていたケミコンは熱にさらされるので放熱板から離しておく



フロントカバーを付ける前にピンチローラ、キャプスタンを掃除しておく



フロントカバーを付けてみて問題発生
電源が入らなくなってしまった テープA側のタクトSWが押さえられたままの状態 この為CPUが電源SWの取り込みを出来なくなった様だ
再度パネルを取り外し位置関係を確認 押しボタン止めビスが3か所止まっていない こんな所は確認しなかった 此処も掃除の為外したのか?付け忘れが多い
又基板側タクトSWがなぜか傾いてせりだしている 自分がぶつけたのか
不足しているタッピングビスは手持の合うものを付けておく 色々苦労させられる



フロントカバーを付け動作確認 チューナ、カセット、CDも動作している
これで完了か…



しばらくしてCDが動かなくなった ピックアップもサーチしなくなっている
再度CD部を取り外して制御基板の確認 ここは確認していなかった
ハンダ面を見るとハンダクラックが何ヵ所か起きている ハンダ修正でCDは動作するようになった




後ろカバーを取り付け
何日か様子を見て年が明け落ち着いてから返送予定
G-HORNが効いてへたなミニコンポよりいいかも

ラジカセの修理は単品機器よりメンテ性が悪く手間が掛かる ラジカセ修理はこれを最後にしよう





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