|
2019/11/4
お譲りしたCDP-701ESが調子悪くなったとの事で見てみた
1:トレー開閉が遅くなり寒いと止まりそうになる
2:Lchからちょっとした振動などでピーONが出る 電源を入れ直すと止まる事もある
の症状が出ているとの事
確認するとトレー開閉は重たそうに出てくる まずはトレーから見てみる
トレー駆動部は前パネルを外した方が作業し易いので外してトレーを抜く
|
|
|
|
|
ギヤの動きが重たい カセットデッキでも問題になる茶色のグリスが見える
以前見たと思うがその時は動いていて此処は分解が面倒だったので外していなかった様だ
グリスは劣化してねっとりしている このギヤを外すのは可也面倒
|
|
|
|
|
ギヤは外して洗浄
シャフトもアルコールでグリスを拭き取る
モータのピニオンギヤが本機も亀裂が入っている 亀裂部が噛み合うとそこだけ重たくなる
亀裂を接着して若干シャフト穴を削り樹脂ギヤにストレスが掛からない様にしてモータシャフトに接着して滑らないようにしておく
引っ掛かりも無くなりスムースに回るようになった
|
|
|
|
|
トレーの組付け
本体は立てた方が作業はし易い
|
|
|
|
|
次に発振?が起きているのか確認 LPF出力をモニタして様子を見てみる LPF付近をドライバーの柄で軽くショックを与えると約20KHzで発振し出した ショックを与えると止まったり不安定 はて?LPFモジュールの不良だと厄介 このLPF修理は相当な気合と根性が必要でもうやりたくない
|
|
|
|
|
LPFモジュールを外して単体で動作させてみる
振動を与えても安定している
3号機の時のモジュールは通電後10分程で出力が暴れ出す症状だったので数時間通電しても安定している
はて?
このLPFモジュールは出力Zoが数KΩと高く次段 OPアンプが発振した場合吸収できない事が考えられ出力OPアンプを疑ったが之も安定している 良く分からなくなってきた
|
|
|
|
|
念の為部品取り用1号機から残ったLPFとOPアンプを外してLPFの動作確認をして交換 交換したLPFもロットR45だった
基板ハンダ面を確認 怪しい所は見つけられなかったが周辺を再ハンダ
RF波形も確認 若干レベルが低かったので2VP-Pに調整
|
|
|
|
|
音出し 問題無さそう
何日か様子をみてみる
|
|
|