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2020/11/15
カセットB側の再生音が出ないので調べてみる
回路図は無いので苦労しそう
B側ヘッドの配線を辿るとGNDシールド基板に保護されたコネクタが見える
この周辺にLA3246とLA3220が配置されている ネットでデータシートが見つかり LA3246はダブルカセット再生専用アンプとある
LA3220はALC付きアンプとなっている 録音アンプなのか?
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再生音の出るA側のLA3246出力からはテープ信号は出ている
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B側にカセットを入れ再生 音は出ないがLA3246出力から再生信号は出ている
ふとLA3246の右下を見ると ボリュウムが4個アナログSWの4066の回りに配置されている
A,BのL,R PB LEVELのシルク表記 この4066でA,Bを切り替えている様だ
ここまでは信号が来ている カセットをA,B入れ替えてもアナログSW B側ロジック信号は変化しない A側のみ変化する その為Bの音が出ない事が分かった
B側アナログSW両端をパスすると音は出る
詳しく経路を追うには基板パターンを追わないと分からない
B
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基板にはコネクタ接続以外に直接入線してある線が何本かあり 線が突っ張って基板が十分開かないのでパターンが追い難い ハンダ付けを外し 基板単体にしてアナログSW 4066の ON/OFF信号経路を追ってみる パターンはジャンパで飛んで引き回されているので追い難い 4066信号を回路図にしてみた A/B切替と思われる信号A Bは各々カセットメカのコネクタに辿り着いた カセットBが選択された信号が来ないのでは?メカ側の方に問題があるらしい メカを外してみる
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アナログSW 4066の制御信号はカセットメカの A B 各々のリーフSWに接続されている
接点の接触不良を疑ったが正常 何が原因なのか?
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よく分からないので基板を戻し再度試すとA B共再生音が出ている 何だったのだろう? 何か釈然としないが動作しているので結果オーライ… リーフSWを何回もON/OFFを繰り返したので良くなったのか?
CDはちょっとの振動で音飛びするのでトラッキングゲインを上げると可也改善する
一通り動作していると思われるのでパネルを付けてみた
CD カセット チューナは動作して時計もセットできたので大丈夫だろう
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暫く通電して各動作確認 問題無く動作している
AW-1Dと比べてみた 何方もBGM的に聞き流すには程良く低音が出て聴き易い
AW-1Dのディスプレーはあまりにも小さく最低限の表示で素っ気ない
RC-X90はてんこ盛りで対象的
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