D-3000 続き


シールド板を外して電池を交換 VL2320は持っていないので家に在った物に2320のスポット溶接された電極を外して電池に直接ハンダ付けはまずいので コンダクトペンで導通を確保してエポキシで電極を固定



ピックアップを交換
ギヤ、シャフトにグリスを塗って組み立て



RF波形をモニタする為TPを探すとRFと表記されたTPがあった
TPにリード線をハンダ付け


ピックアップAssyにコネクタを接続してからLDショートハンダを取り除く
クランプ検知SWをテープで押さえてクランプ状態にしてCD動作準備



バラック状態で電源を入れてみる
RF波形はピックアップが新しい為 綺麗でフォーカスBIAS調整などの必要は無かった
液晶バックライトは中央が明るく両端が暗いので電球切れが起きていると思われる
CDRも再生して音も出たので一安心




やはりバックライトの麦球が両端点灯していない
試しに電球色のLEDにして点灯してみると何となくイメージが違うので黄LEDに交換 DC10V程度が印加されている 高さに余裕が無いので抵抗の付け方を考えなくては
基板パターンの太い側(+)の穴を1.2mmに大きくして細いチューブを通しLEDリードがラウンドにタッチしない様にしてLEDを取り付け パターンを皿モミしても良いかも…




偶に電源投入時にキーを何も受け付けない時がある リセットボタンを押すと復帰する
リセット回路に何か問題がありそう
リセットSWからのパターンを辿るとリセットICと思われる近くの小型ケミコンに辿り着いた
ケミコンを外して容量を測ると液漏れで全くの容量抜け ケミコンを交換
容量抜けでリセット時間が取れずCPUプログラムが上手く動作出来なかった様だ
 


CDは動作したのでラジオの動作確認
FM、AMも動作に問題は無さそう



扉開閉のアーム駆動部に問題が…
開位置は正常でリミットSWまで動くが 閉ではリミットSWの手前でメカ的トルクリミットが働くのか モータは回っているが滑って行きつかない
このメカAssyを外して調べてみる
電動ボリュウムの様なスリップ機構となっていた 経年変化でバネ力に負けて滑る様だ
締め付けるバネを上いっぱいまで上げて試すと多少踏ん張るがリミットSWを押す手前で滑る 仕方無いので押さえバネをカセットコンロで焼いて焼きなまし バネ力を弱くしたら リミットSWを押す位置まで移動出来た




色々不具合が有ったが 一通り動作する様になったので組み立て
ビスが多くハーネス固定フックも多く元通り戻せるか?
上カバーに基板Assyを組み付け 本体にコネクタを仮接続して扉など動作するか確認
電源ボタンを押しても電源が入らない あれー 何かやらかしたか?
タクトSWを交換した基板にコネクタを嵌め忘れたかも…
チューナ、CDコントロール基板を浮かせて見るとやはりコネクタを嵌めてない 嵌めて再度本体に戻し電源が入るか確認


電源が入り扉の開閉も出来たのでカバーを固定
RC-X90と聞き比べ
D-3000の方が上質な感じはするが価格差程の開きは無く レンジは余り広い様に感じない
居間にでも置いてみようと思うが リモコンが無いのがちょっと残念 





トップへ
戻る