A-11  再開 完


2022/7/15

ばらした線を整えて準備完了 電源を入れてみるか 


念の為トランス1次のヒューズを正規の1/2の容量にしてスライダックで徐々に電圧を上げていく
リレーがONしてSP端子より信号が出てきた 一安心 パワートランジスタが飛んだアンプ修理は緊張する




パワー部は動作する様なのでアイドルの確認
サービスマニュアルは無いので まず現状を測定 このクラスだと1ペア当たり40mA〜50mA位か? 本機のエミッタ抵抗は0.15オームなのでそこから逆算 左右とペア間のバラつきも確認  約40mAだった 多少のバラつきはあるがこのままで大丈夫だろう
オフセット調整は無い OPアンプの積分回路があったので自動調整となっているらしい 実測 2mV〜3mV程



電線被覆が何ヵ所が溶けている(自分が付けた物ではない)
酷いのでチューブで保護



補修後カバーを止める もう開けることが無い事を願って…


暫くダミー抵抗を接続 通電して様子を見てみる
そもそも何故パワー部が焼損したのかは不明 ドライブ段の電源が壊れた事でパワーTrが飛んだとは思うが… 余りにもシャントレギュレータの発熱が大きいのでケミコンの劣化や放熱シリコンが乾き電源Trの劣化が引きがねになったのでは
30分も通電していると天板が触れない位熱くなる 之では中のケミコンが可哀そう

問題無さそうなのでSPを繋ぎ音出し




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