VP-5535A


2022/10/11

40年程前 ブラン管TV全盛の頃 TVメーカー殿向け信号発生器を製造していた時 検査調整に使用していた物
今となっては誰も使わなくなり 廃棄するする事になり 当時主に自分が使っていたので引き取ってきた
本機は350MHzで100MHz機でも高価だった時代  可也高かった記憶が有る
汚れていたのでまず 掃除
電源は入り動作はするが YポジションVRがガリで動かすと像がフララして安定しない
1ch〜3chまで同様で4ch目にすると リードアウト文字上下に振り信号が出ず異常 4chのアンプ周りがダメな様だ 


中を見てみる
一度も中を見た事は無かった  埃が凄い事になっている
FANが吐出しとなっているので カバー通気口から吸い込むので 通気口付近に埃が集中している



ポジションVRのガリを直す為 操作パネルを取り外す Assy構成になっており 良く考えられた構造となっている
ただ制御はデジタル化されており 純然たるアナログ機に比べ 波形に濁りが感じられる




パネルAssyを分解



パネル基板にも可也の埃
ポジションVRにケイグを吹いておく



CPUボードにニカド電池が実装されており 緑青が吹いていたので交換
何ヵ所もICを追加した改修 VRの追加などが行われている 開発に苦労したのだろうか?



パネルを組み立て 本体に組付け
ポジションのガリは解消して 波形を上下しても暴れは無くなった
ch4の波形は出ず ch4をセレクトすると リードアウト文字が上下に振れるので ch4の信号が途切れ 大振幅で管面からオーバして見えていないのか? 
サービスマニュアルは無く YアンプはハイブリットIC化されており もう少し追ってみるがギブアップの予感




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