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2022/10/11
40年程前 ブラン管TV全盛の頃 TVメーカー殿向け信号発生器を製造していた時 検査調整に使用していた物
今となっては誰も使わなくなり 廃棄するする事になり 当時主に自分が使っていたので引き取ってきた
本機は350MHzで100MHz機でも高価だった時代 可也高かった記憶が有る
汚れていたのでまず 掃除
電源は入り動作はするが YポジションVRがガリで動かすと像がフララして安定しない
1ch〜3chまで同様で4ch目にすると リードアウト文字上下に振り信号が出ず異常 4chのアンプ周りがダメな様だ
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中を見てみる
一度も中を見た事は無かった 埃が凄い事になっている
FANが吐出しとなっているので カバー通気口から吸い込むので 通気口付近に埃が集中している
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ポジションVRのガリを直す為 操作パネルを取り外す Assy構成になっており 良く考えられた構造となっている
ただ制御はデジタル化されており 純然たるアナログ機に比べ 波形に濁りが感じられる
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パネルAssyを分解
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パネル基板にも可也の埃
ポジションVRにケイグを吹いておく
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CPUボードにニカド電池が実装されており 緑青が吹いていたので交換
何ヵ所もICを追加した改修 VRの追加などが行われている 開発に苦労したのだろうか?
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パネルを組み立て 本体に組付け
ポジションのガリは解消して 波形を上下しても暴れは無くなった
ch4の波形は出ず ch4をセレクトすると リードアウト文字が上下に振れるので ch4の信号が途切れ 大振幅で管面からオーバして見えていないのか?
サービスマニュアルは無く YアンプはハイブリットIC化されており もう少し追ってみるがギブアップの予感 |
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