RS-1030U 修理依頼品 続き


テイクアップ側のリール台が低く リールにテープが擦るギリギリ
現状から1mm高くする (10mm→11mm) 未だ0.5mm位足りない


キャプスタンに磁性体カスの汚れが こびりついていたので掃除
ピンチローラもテープ跡がしっかり付いていたので之も掃除


EQ切替リレー接点清掃で再生アンプは安定したので 録音を確認する
まずLINE入力の左右レベル合わせとメータ振りの調整




録音すると片チャンネル録音レベルが低く何かおかしい 
バイアスレベルが片方低過ぎている 信号を追うと バイアス切替スイッチの配線が切れていた
スイッチ接点掃除の時 配線に無理な力が掛かり切れた様だ シールド線が細く ひねったりすると切れやすい
配線修正でバイアスレベルが左右同じ位になり 録音は正常になった




本機の録音は2Tのみ  録音レベル調整 19cm/38cm EQ調整
まず再生アンプの左右バランス調整 基準テープは持っていないので 1KHzを0VUで録音 ソースのバランス メータの調整はしてあるので Lchを基準として 録音したテープを裏返して Rch再生アンプ ゲインで出力を同レベルにし メータ振りを 0VUとなる様 調整 再生アンプのバランスは取れたので 録音アンプを左右 OVUとなる様 調整  (この時 OUTPUTボリュウムは同じ位置の事) 38cmは25KHzを録音してフラットとなる様EQを調整 19cmは15KHzで同様にEQ調整


音出し
本機は32Kg と重たいので1階で作業をした
2階にあるJBL4331で聞きたかったが AVアンプでの音出し 問題なさそう





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