UA-7 再修理

2025/8/28

YAMAHA YP-1000が戻ってきた STAXトーンアーム UA-7のピボットが外れたのか アームが沈み込んでいる
ピボット軸受けが外れたのだろうか
プレーヤ本体からアームを取り外す コネクタ接続の為簡単に外せる
ピボット軸受けがどうなっているか中を見てみると 軸受けが外れて見当たらない
アームベース側との0.06mmのウレタン線が切れない様慎重に見ても無くなっている 何処にも行かないはずだが?
アームパイプ内に転がったのか?振っても出てこない??
仕方ないので 部品取り用に買ったYP-1000Uの破損しているアームのピボット部は健全そうなので 外して移植する事にした
ただこの修理をする為には 苦労して配線したウレタン線は外す事になる 之は避けたかったが…
健全なホルダはピボット軸受けがゴムで綺麗に固定され収まっている
此処で問題発生 破損したアームからは難なく真鍮製ホルダは外れたが 本機のアームからはネジが途中から硬くなり なんとしても緩まない マイナスドライバー用のスリットを完全に舐めてしまった 格闘する事1時間 何とか外れたがアーム側ネジ山が傷付いたのか ホルダが上手く入らない アーム側ネジ山が衝撃で歪んでいたのかも?
ホルダの高さ調整用ネジはM 3.5mm P 0.35mmの細目ネジ 此のネジ山修正用のタップは持っていないので通販で手配
9/4にタップが届いたのでアームネジ山を修正
ピボット ホルダはアーム上側からはネジ山に入っていくので修正出来ている
ただ下側からは 側面に配線がある為 ホルダは殆どクリアランスが無く 奥まで押し込むには抵抗がある
信号線に力が掛かり切れそう 線がアーム側面から浮き上がっていて ホルダに当たりきつい YP-1000Uの破損したアームからは難なく抜けたので 本機のアームはぶつけた時の 衝撃からの影響があるようだ 線とホルダの間に薄いビニールの短冊を入れ 線に掛かるストレスが少なくなる様にして慎重に押し込む
下からホルダを押さえ上げながら ネジ山に入る様上からマイナスドライバで導いて 何とかネジ山に収まった
苦労して上下を繋いだ0.06mmの配線は メカ的な修正の為に外してしまったので 取り敢えずピボットを仮組して問題無くスムースに動くか確認 ピボットは問題無さそう 又細い線を配線すると思うと気が重い
ピボットホルダを外す時に 緑の配線が切れてしまった 幸い繋げる位置で切れたので何とか成りそう
アーム内の信号線が切れていないか導通確認
信号線と筐体アース線は切れていないので一安心
後は厄介な極細線の配線を何とかすれば復活出来そう
0.06mmのウレタン線の配線 非常に細く取り回しが厄介
今回は下側から先に始めた 余り綺麗には出来なかったが 配線5本の導通確認は出来た
配線根本はハンダ付け部にストレスが掛からない様エポキシ接着剤で固定しておいた

アームを組み立て本体に戻す
針圧調整して イコライザーアンプで音出し ヘッドフォンから左右音が出ているので 配線は問題無さそう


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