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2009/10/2
”電源入りますが音出ません 微かにガリの様な音が出ます”H/O四日市店にて¥6Kで購入
持って帰って電源を入れると表示通り微かに音は出る VRを上げていくとプロテクタが働いた
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パワーTR 前段TRはテスタで見る限りは無事
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CD入力より信号を入れてもプリアンプより信号が出てこない
プリアンプ基板を調べる為パネル 内パネルを外していく
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TRが密集している所の基板ベークが熱で黒く変色している
その部分の半田面を見るとTRの足の多くに半田クラックが発生している クラックを修正してみても症状は変らず
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何故か裏付けされたアンプ電源部TR 発熱のためケミコンから離すためか +側TRがおかしいこの裏付けされた2SC2705とダーリントン接続された2SC1845が不良 ただ-側はTO220のTRなので元はTO220タイプだったのかも?
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電源は+ -共約25Vとなり正常と思うが未だ信号は出てこない Xバランス回路があまり良く分かっていないのでこのプリアンプの回路をパターンから追ってみた
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基板単体にして外部電源で動作させ追っていくとまず電源の電流計が振らない 差動アンプの定電流部が動作していないので初めTR類の不良を疑ってデュアルFETやTRを調べても不良ではなかった 良く調べると電源のGND(COM)と信号系のGNDが基板内では繋がっていない 仮に繋げると動作するではないか 何処で本来繋がっているのか?気になるのは”134”シルク表示されている入線箇所の半田がつの半田なっているが線はない 既に弄られたのかも… 134の行き先を探したが解らず基板内で接続
オシロch1が入力 ch2が出力で位相が正相 逆相がペアでパワーアンプに接続されている これでXバランスの構成 動作は解った様な気がする
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パネルを外したので掃除しておく ロゴマークがくすんでいたのでこれも磨いておく
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プリ部のVRには名称は無いが回路を追ってDCバランスADJと解ったので調整 メインボリュウム位置により変化するので何回も調整で合わせていく
パワー部にはVRの名称があるのでバランスのみ調整 アイドルは取りあえず未調整 コールド側 ホット側を調整 これを何回か繰り返しホット コールド間が5mV程になった 調整前は16mV程かもう少し多かった 暫く様子を見てジャンク部屋のA-10と聞き比べてみよう
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2009/11/13
2週間程使っているとRchよりボソボソ音が出るようになりプロテクタが働くようになった 通販でデュアルFET(\1Kと高い)を購入して両ch交換
序にバランス調整VRも調整が固く回しにくいので交換 取り付けピッチが同じノーブルが手持ちにあったのでこれを使用
入念に調整後は安定して動作している
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