B-4


2013/6/22

”音出ません ランプ点きません” ジャンク H/Oにて購入


電源を入れると電源ランプは点灯しない SPリレーのON/OFFは動作音で確認出来るがランプは点かない A級/B級切り替えのランプは点灯する 上カバーを開けてみると中はかなりの埃が溜まっている


ランプが切れているのでLEDに交換する為パネルを外す 切れた球は熱でチューブが変色している
パネルにはシミ(カビ?)が付き拭いた位では落ちないのでピカールで磨いて落した



Rchから音が出ない 信号経路を辿るとボリュウムから信号が途絶える ボリュウム足と抵抗体の導通がないので交換しようと思うが30KBのL=25mmセレスタ軸で手持ちには無いのでどうしたものか



新しくコンダクティブペンを買って修復 細く塗るつもりが粘度が低く広がって不要な所までつながってしまい削り取るのに一苦労
別の所にペンの液を出し爪楊枝などに付け塗るべきだった
導通は復活したのでVRは元に戻す


放熱器Assyはコネクタを外すと取り外せるのでメンテ性は良い



基板はハンダクラックが無いか確認 



シリコンコンパウンドは乾き気味なのでパワーTrを塗り直すため外す


埃が溜まった放熱器は洗剤で洗い 外したパワーTrは正常そうなので両ch塗り直し組み立て




電源基板も確認
YAMAHA ロゴの入った松尾のフィルムコンが目に付いた


Rchは出力が出るようになったもののオフセットがフラフラ安定しない 構造的に動作中の基板信号を追いにくいので怪しいTrを交換してみる 初段デュアルFETは文字が薄く何とかK109と読める 手持ちの似たμPA68HA (M)に換えてみる 足が変色したC458 A844も相当品に交換 これで試してみたが症状は変らず やはりヤマ勘ではダメだった
症状は正常な時もありおかしい時オシロで波形を見ると軽く発振(約2.5MHz)ぎみになったりパルス状のノイズが乗ったりしている 発振の根本原因を考える必要がありそうだ  動作中の各点の信号が見れる様本体から引き出せる延長ハーネスを作ってみる 回路図があれば追うのは楽なのだが……


基板を開いた状態にすると届かない3Pと4Pのハーネスを延長
とりあえずこれで信号が追い易くなった
いざ探ろうと電源を入れると何故か発振現象が起きなくなり安定している 探る前に気になったNFB帰還抵抗とパラの27Pスチコンを外し容量を測り正常だったので元に戻した位  じっくり調べる必要がありそうだ  続く




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