CDP-701ES ピックアップ


2016/10/17

研究用に頂いたK 様 機ピックアップをダメ元でレーザの交換を試みる 光学系は弄りたくないがレーザダイオードを外してみる
これが上手くいけばピックアップ寿命を迎えた701ESが復活出来る


レーザダイオードホルダを外しどの様なダイオードが使われているのかを見てみる
SHARPのLTO22MCでフランジがφ9の2電源タイプ 良く見る5.6φの物と比べ可也大きく感じる 


アースに落したアルミ箔の上でレーザ単体の発光具合を見てみた
データシートではIthは50mA~80mAとかなり流す LED領域から発振領域に変化するポイントが緩やかに感じる 全く死んではいないようだが劣化がどの程度まで使用に耐えるのかは経験が無いので分からない



小型フランジタイプφ5.6ダイードのホルダはKSS-213死亡ピックアップから取り出したものを加工して使用
レーザダイオードは三洋のSDL3144が2電源タイプで安かったので試してみる


突起の位置から現状この位置関係で取り付けられるので之に合わせて発光面を合わせる
レーザには発振偏向特性があるようで水平方向に合わせておく



ホルダの径が合わないので銅箔テープを巻いてガタを無くす



KSS-213の基板をカットして取り付け


コリメータレンズ鏡胴を組み付け出来るか確認
レーザーの足も確認


ピックアップ筐体へ組み付け
レーザーの位置は多少のガタが有りコリメータレンズは微調出来る様長穴になっているレーザーの大きさが異なり光源の位置も違っているのでどうなる事か?



動作させるとTOCは読めないが調整すると不安定ながら崩れたアイパターンらしき波形は出てきた
フォーカスサーボやトラッキングサーボもボリュウムに反応はするので動こうとはしている 元々本機は調整が非常にクリティカルで我が家の2,3,4号機はかなり許容度があるのでサーボ系にも問題があるのか?本機はレーザ電源が2,3,4号機とは異なり単純に入れ替え比較が出来ないところが難しくしている
動作中のピックアップ内部をカバーを外し下から見ると肉眼では発光は見えないがデジカメにはプリズム内を通るレーザー光が映っている

サーボ回路動作を自分なりに追ってみる(かなり難解) 一先ず中断
続く





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