AU-D907X オーバーホール3



2019/12/8

スイッチの分解掃除
オルタネート動作がねっとりして上手く動かない物も確認
各スイッチ共接触抵抗は50Ω程のものがありON/OFFを繰り返すと多少良くなるが抵抗値は不安定
動きの悪かったスイッチは何か茶色のものが付着している
他のスイッチには付いていなかった 接点はどれも汚れている




イコライザセレクタ基板のスイッチも掃除 可也黒くなっている
接点復活剤を吹いたのか中は濡れている
本体電極はピカールで磨いて 摺動子ははがきに挟んで磨いておく




ブロックケミコン端子はネジ止めタイプなので1t銅板でリードを作る





ケミコンが接着してあった樹脂ホルダを無理して外そうとして割ってしまった 前もってホルダの寸法取りしてあったので相当品をアクリル板とアルミLアングルで作ってみた
作ったホルダにケミコンを接着 銅板リードをケミコンに取り付ける




基板にケミコン足が嵌るか確認 上手く基板穴にリードが通った
オリジナルと同じ様にφ1.6メッキ線でケミコン足に通す渡りを作ってみた




基板のフラックスを洗い落として組み立てていく
パワー部のサブ基板も合体
放熱器を合体してみたがシリコンシートでも面の隙間が吸収出来ない 可也の区間が密着出来ずシートが動く程 これはまずい
これでは局部的にしか放熱出来ない事になる フライスで面出しすれば簡単だろうが…




鑢で面を出してみる 定規を当てながら凸部を削っていく
穴の開いた箇所が膨らんでいる 大体面が出たので表面をペーパで磨いて表面を滑らかにしてシリコンシートを挟んで合体
シートが無くなったのでサブフィンはシリコンを塗って組付け
パワー部Assyが組立った




電球がチューナ部分1個断線していた いつもチューナを聞いていたのだろうか? 全部交換したかったが緑LEDは一個しか手持が無く取り敢えず1個のみ交換 余り使わないポジションの電球をチューナ箇所に入れておく 電球はAC8V程の交流点灯の様だ
各基板を元の位置に置いてみる 分解時に記録したつもりが抜けがあり迷う箇所が…



セレクタSWのロッド当たりのスポンジは朽ち果てていたので切り出したスポンジを貼っておく
之で組み立て準備が整った

続く




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