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2021/4/17
”ON AIR ランプ点きましたが、音声聞こえませんでした。その他、細部未チェック ヘッドセット4個付き”
ジャンク 特定小電力トランシーバ 4台セットが￥3,300と安かったので買ってみた （写真はH/Oのもの）
直れば何かの役に立つのでは 今ではすっかり使う事も無くなった アマチュア無線の機器もあるのだが…携帯電話が未だ無い頃は 会社から帰るコールを アマチュア無線で家内も免許を取り 交信していたが 携帯の普及で無線機の出番は無くなってしまった
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電池を入れて どんな状態か確認してみる
相互のチャンネルを合わせて送信、受信してみると 送信側は ON AIR LEDが点灯 受信側は BUSY LEDが点灯して受信状態になり動作はしているが VOLを最大にしても受信音が可也小さい スピーカを耳に当ててようやく聞こえる程度 之だけ近づけてもハウリングが起きない
4台共どの組み合わせでも同じ様な状態
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仕様では422.2MHzから12.5KHzステップ 9ch となっている 最大周波数偏移 ±2.5KHzと思われるのでSGで422.2MHz FM ±2KHzを出して受信してみた
受信はするがやはり音が小さい 送信側の変調が浅いのかもと思ったがSGでも同様なので 受信 FM検波かAF アンプの問題の様に思えてきた 4台共同じ状態なのが腑に落ちないが…
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中を見てみる ビスは可也小さなトルクスねじが使われている
回路図は無いので パターンを追ってAF アンプ周辺を探すしかない
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この辺りがMIC アンプとAF アンプと思われる JRCのICが使われているのでデータシートを探してみると NJM 2070がオーディオパワーアンプ NJM 2100がOP アンプとなっている NJM 2070 周辺のケミコン3個が怪しい
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リードタイプの330μ/6.3Vを外さないと チップコンに ハンダ鏝が入らないので まず330μを外す チップコンは外観上特にハンダ腐食は見られないか…
チップコンを外す時 液漏れ特有の匂いがする ハンダを吸い取り掃除すると チップコンの下のグリーンマスクが侵されていた
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チップコン 100μ/6.3V 2個は全くダメになっている リードの330μ/6.3Vは問題無い
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低背小型ケミコンの手持は無く 100μ/25V チップコンは背が高く 向かい合わせの基板と干渉するので 低背5mmタイプを手配
続く
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