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2024/3/23
”エムエーサービスへ修理に出したが ヘッド断線で部品が無いので 修理不能で返却された” との事 大阪府 Y 様 修理依頼品
AKAIのGXヘッドを代替えとした 記事を見て 同じ様に修理をお願いしたいとの事
依頼者にAKAIの3ヘッド機を探して頂いて GX-7000が見つかったの事 ヘッドと一緒に送らてきた
状態確認
メカの固着は無さそう 角ベルトが伸びて ヘッドが上がり切れず再生モードにならない時があり キャプスタンも滑り気味
液漏れが気になる メモリバックップ電池ホルダは綺麗だった
裏を見ると何回も修理を受けているシールが貼ってある
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メカを取り出す
メカ上のランプホルダの固定ボスが無くなっていて ブラブラ状態
麦球交換の時折ったのだろうか?
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再生ヘッドを取り出す
両ch共断線していた
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GXヘッドからシールド線を外して ヘッドホルダをルータで中央を切断
録音ヘッドは簡単に分離出来たが 再生ヘッド側に張り付いた 薄いフェライト板がしっかり張り付いて 剥がすのに一苦労
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今回のGX-7000のヘッドは奥行が短く テープ当たり面の突き出し量を確保すると ホルダの保持がギリギリだった
ナカミチのシールド線をハンダ付け
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ヘッドAssyをメカに取り付け
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ベルト交換の為 ベルト当たり面を見ると モータプーリやフライホイルが可也荒れている
当たり面を磨いておく
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アイドラは長時間 同じ位置で当てられていたので 窪んでいる 早送りなどすると打音が出る
アイドラゴムを交換
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平ベルト交換と角ベルトを交換
平ベルト:φ80 5mm 角ベルト:φ40 t 1.5mm
メカの組み立てが終わった
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メカを本体に戻して パネルを仮繋ぎ
再生ヘッドの調整は未だしていないが まずは再生出来るか確認
レベルメータが振り ヘッドフォンから再生音は出ている
続く
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