9654B 再修理

2024/11/8

8年程前に修理した8656Bが又 同じ様な症状になった
出力を+5dBmとしても 40mVp-p程度しか出力されず AM変調も掛からない

中を見てみる
上の大きな1枚基板の下にRFブロックがあったはず
サブシャーシを外すとRFブロックが現れシールドカバーを外すと問題のALC回路がある基板に辿り着く

ALC回路を切り離すジャンパをCLOSEDからOPEN側にすると 出力が出るようになる
OPEN側とするとピンダイオードに一定電流が流れONなり 出力が出るので 後段のアンプは問題ない
交換したOPアンプのLF356が壊れたのか?

オリジナルはLM 218が使われているが それよりも高速なAD847があったので AD847に交換してみる
OPアンプ交換で出力が出る様になり AM変調も掛かる様になった
AM変調度を上げていくと 突然出力が出なくなった 何が起きたのか?

OPアンプをICソケット化したので ハンダ付けが悪かったのかと 確認の為 裏側の基板を開いて見てみる
ハンダ付けは問題無さそう

別のOPアンプに替えてみた時にミスをやらかした
間違えて2回路のOPアンプを挿してしまい 電源ONした途端 電源が落ちた
+15Vの1A ヒューズが切れていた ヒューズを入れ替え OPアンプを抜いて ジャンパをOPEN側にして電源をいれると 出力が出てきたので一安心 どこも壊れなくて良かった

ALC回路周辺の部品を見てみたが問題無さそう
再度AD847を挿して試すと 正常に動作している 何だかよく分からない
OPアンプ自体の不良ではなく OPアンプ −入力に来ている AM/Reference 信号に問題があるのかも
今の所正常に動作しているので様子を見るしかない



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