TA-F333ESA 追修理


2015/11/15

7月に修理して時々修理品の音出しに使ってきた 之まで問題無く動作していたが11月に入りプロテクタが一度働いた 電源を入れ直すと正常に動作したが気になったので単体で出力オフセット、アイドルをモニタしていたところアイドルがふらつき出しそのうちヒューズが青白く光 飛んだ パワー段FETがご臨終 何処かにパワー段を飛ばす病巣が隠れていて再発した様だ




ドライブ段基板を外して調べてみる


バランス調整VRの足は真っ黒に変色 これが原因かは分からない
差動初段はK389、A1349が使われている 東芝のTrの故障は少ないがK389はAU-α707iでプロテクタが働いた原因だったのでこの辺りが怪しい 電源を入れながら追っていかないと不良箇所が分からなが構造的に難しい



初段のペアFETとTr、定電流用?FET バランスVRをとりあえず交換


基板を戻しパワー段を壊さない様外部電源で電流制限を掛け終段上下ドレインに印加して動作確認
とりあえずパラプッシュはシングルで動作  スライダックを上げていくと不良側は上下貫通状態で電源が垂下する パワーFETは新しい物にもかかわらず貫通なのでアイドル調整部が不良の様だ アイドル調整VRを廻しても変化なし


アイドルに関わるTrを外してみた テスタで見る限りは正常そうだが2SA1360が怪しい 手持ちの適当なもので仮テスト
貫通は起きなくなりアイドルの調整も出来る このTrが不良となりPOW FETに過大電流が流れ昇天したようだ 一応動作しているが同一品番が手に入るので手配  入荷待ち

続く





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