A-820GTR 再修理


2016/8/10

PIONEER機の修理が終わったので ONKYO機 を見てみる

1、Lチャンネルの音が小さくなった。
2、メインボリュームに雑音があったので、回し回しして、    ボリ ュームグラグラになる。

との事なので確認すると ボリュウムの緩みと
ボリュウム位置 8時〜10時 位で左右のレベル差が見られる
以前修理の時ボリュウムの状態が悪く手直ししたが完全ではなかったようだ


元々正規のボリュウムではなく交換されていたもの
取り外し調べてみた
100KΩ全抵抗値は 95.9K と 93.8K これは誤差の内ではあるが手持ち同タイプ新品と比べると偏差が大きい
また抵抗値を加味した分圧比が9時位の位置で左右20%程の差が出ている これはオシロ波形と合い頷ける



手持ちに RK27 100KA 中点タップ付きがあったので交換しようと出してみたがシャフト長が短く使えなかった 5mm短く ツマミ イモネジが当らない 三栄電波殿へ受注生産品を手配 



本体裏側に接着した2200μ/80Vの状態を確認 一年経過したがしっかり接着状態を保っていた
パワーTrの緩みも確認 問題なさそう



9/1

注文しておいたボリュウムが届いたので取り付け
2芯シールド端末処理チューブが溶けて割れていたので収縮チューブで処理
VRはハンダ付け用端子タイプにしたのでスッキリした



ボリュウムを取り付け動作確認
左右のレベル差は無くなった




トップへ
戻る