PD-2000


2016/10/22

F堂第4弾

”電源入りますが読み取り出来ません” ジャンク PD-3000ピックアップの部品取りに使えないか買ってみた
電源を入れて試すと表示通り読み込み出来ない トレーの開閉は何とか出来るが滑って開かない時もある
中を見てみる PD-3000の弟分らしくなかなか良い作り
ピックアップを見てみるとレンズが無い
 


本体を立ててみるとコロンとレンズが出てきた
レンズを接着して試すとTOCを読み再生出来た パイオニアのピックアップはよくレンズが取れる
ピックアップは残念ながらPD-737と同じものだった


トレーベルトが滑るので交換しておく
序にパネルも汚れていたので外しておく



トレー開閉検知SWの接点も掃除



パネル SWボタンは掃除して綺麗になった



本機にはヘッドフォンジャックが無い 省いた理由を知りたい
音出し CDP-701ESと比べるとややしっとりとした感じで悪くない



調子良く動作していたがあくる日電源を入れると動作しなくなった 調べるとピックアップリニアモータが動かず最内周へ移動しない ピックアップレンズは読み取ろうと上下に動いてレーザも発光している さてどうしたものか パワーオペアンプ周りのハンダクラックか?制御基板を見てみる
電源基板は動かなく前に確認済み
しっかり見るため制御基板のラッピングベースごと外し本体から取り出す



発熱の多い3端子電源部のクラックは起きていない パワーオペアンプ及び周辺ハンダも問題なさそう バッファTrも正常そう 怪しいと思われるパワーオペアンプを交換してみる 同品番の耐圧違い TA8410AKがあったのでICソケットにしておく そもそもTA8410Kは電源電圧±9V品 印加電圧は±11V程(非定電圧が使われている)の定格オーバで使われている 本来±15VのAKを使うべきでは…?



基板を外した序にピックアップAssyも外して観察 リニアモータでPD-3000に近い ピックアップ本体の形状も同じでFPCの引き出し方向も同じ コネクタピン数が違う よく見るとリニアモータコイルもFPCに配線されている PD-3000は別FPCとなっているのを思い出した 4ピン違うのは理解出来た ピックアップ本体は少し加工すればPD-3000に使える気がしてきた PD-737は同じピックアップが使われているので部品取り機として残しておこう
最近余りにもジャンク修理品が増えすぎたので毎週2台〜3台地元 H/O K店へ処分している 一応動作品なので購入価格より高い査定で引き取ってもらっている 売った物が中古品として売られている価格を見るとそれ程阿漕な事にはなっていない様だ 店にもよるだろうが…


基板 ピックアップAssyを組み付け電源を入れると再生出来るようになった RFをモニタして最良点と思われるポイントに調整




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