TC-R6 続き


続き

ピンチローラの動きは固着ぎみなので分解


本機の固着はTC-R7-2程は酷くない
ピンチローラアームは苦労無く抜けたので掃除


順にばらして掃除
茶色のコッテリグリスはオレンジオイル入り洗剤で落す



ヘッドAssyも外して掃除、消磁しておく フェライトなので磨耗は無く気にせず使える


掃除したAssyを組み立て



片側足のフェルトが無くなっていたので厚いフェルトの代わりにコルクを貼っておく
後ろカバーにポリスライダーワッシャが落ちていた グリスが付着していたので貼り付いていてカバーを動かしても落ちず気が付いた 分解前に後ろカバーは外していたので自分が落したものではないが?




組み立てが終わり暫く大垣H/Oで以前購入したテープ(NHK FMをエアチェックした音楽番組が入っている)を聞いているとテープガイドを外れ蛇行仕出した バックテンションを強くしても余り効果なし ピンチローラを外して中央のテープ跡が無くなるまで240番ペーパで擦ってみると良くなった 擦る前は心なしか中央が窪んでいる様に見える




テープ蛇行は良くなったので引き続きテープを聴いていると早送りランプが不規則に点滅し出しそのうち早送りモードになり停止を押しても止まらず暴走を始めた



操作SW配線はこの基板に来ていて手前のコネクタ配線が邪魔で見難いので外して周辺トランジスタを疑い足が黒くなっているものが無いか見ても特に見当たらない 再度電源を入れると入らなくなった 抜いたコネクタをさし間違え電源ヒューズ抵抗を飛ばしたようだ
抵抗交換で電源は入る様になり動作はする様になったが相変わらず暴走する とんだ回り道 マニュアルは見つからなかったのでこの基板回路を追うのは厄介




このICがコントロールロジックICの様だ 放熱フィンが付いているのでランプ駆動も入っているのか?回路図が無いので想像 実装された状態で足を擦ってみたか良くならなかったので外して足の裏表、間及びICモールドを磨いてみた 余り効果は無く再生中に早送りランプが点滅し出し暴走までには至らないが早送りモードになりかけで巻き取りテンションが強くなっている 残念 仕方ないので部品取り機となったTC-R7-2 2号機のICと替えてみる  同じ738ではあるがR6に付いていた物は738Aで放熱フィンの形状が異なっている
IC交換でテープ片面以上聴いても安定しているので良くなった様だ



音出し 
FMエアチェックの懐かしい曲が入っているのが3本あるので聞いてみる




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