A-4010GSL メンテ


2020/3/6

GX-266Uをメンテしたので此れより前に修理した本機がどうなっているのか見てみた
11年程前になり本機も修理後一度も電源を入れた事は無かった
電源は入るがキャプスタンが回り出すと何かが擦れる音が周期的に出ている
パネルを外し中を見てみるとベルトが伸びて張りが無く波打って近くのシャーシに擦れていた
ベルトを外してみると亀裂が入ってよれよれ状態


合うベルトは持っていないので1tゴムシートから切り出し
内径φ126mm 幅7mm 径が大きいのでテンションを掛ければ平ベルトの代用になる
ベルトは回すとプーリー中央に乗りフライホィルから外れる事は無く十分実用になる
ベルトを交換 プーリー近くのシャーシに波打ったベルトが擦れていたがベルト交換で張りが有るので擦れ音は解消


長らく放置してあったのでパネルはカビの様なシミが付いていたので洗剤で洗っておいた
ヘッドカバーのアルミ地肌が錆びていたので磨いて防錆処理



パネルを付け組み立て
キャプスタンのアルミカバーも磨いておいた
本機のヘッドはフェライトなので摩耗は気にしなくても良い 余り使う事は無いが…



テープを掛けて音出し
再生アンプは問題無く動作している
代用平ベルトでも再生音のワウフラは感じない




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