TC-K666ES 続き1



2020/6/5

スイッチは全て外して洗剤で接点復活剤を洗い落とす
接点グリスを塗って組み立て
ここで問題が…
セレクト用爪が欠けて無くなっている 以前DATギヤの修理に使ったエポキシパテを盛って爪を整形
完全に硬化してから表面を削って角を鋭角に整形 (写真は成型前)



スイッチは全部組付け順にTAPET〜Wまで押し 相互に選択出来るか確認
TAPEVが修正した箇所で初めは少し戻りが渋かったがそのうちスムースになったので基板に戻す


モータ制御基板を外して観察
各VRはOFFSET GAINのシルク文字がみえるが全てには表記されていない
時計などに使われる水晶(32.786KHz)と同タイプも見える 周波数は不明だが…



ヘッドが傾いているメカを分解
消去ヘッドは可也傾いている 何故こんなに傾けたのか?
ヘッドベースがスムースにスライドするか見ていて変な事に気が付いた
ピンチローラアームもつられて動くのだが 写真右側のサプライ側アームも動くがシャフトごと動いている



シャフトには傷がたくさん付いている グリス固着のアームを外そうとした痕だろう
結局外せず 少し浮かせてシャフトごと回るようにしたのだろうか?
悪戦苦闘したのだろう… このピンチローラが安定しないとテープパスが安定しないはず


シャフトに傷が付いているので気にせずバイスで銜えて ハンダ鏝で加熱して抜いていく
可也強力に固着していたが 何とかシャフトは抜けた



シャフトに付いた傷は研磨して目立たない様にして接着剤を塗り根元まで挿入しておく
ダイキャストガイドに可也削れた痕が…削り粉が付着している 何をしたのだろう 
折れてなくて良かった 各部を外して掃除




順に組み立て
テイクアウト側ピンチローラアームにあるべきポリスライダーワッシャが付いていなかったので手持のワッシャを組み込み
プランジャは外す前にマーキングをしておいた 元の位置で締め付け




平ベルトを交換
カセットドアのダンパの効きが弱かったのでOリングを交換
ヘッドは目測、定規であおりなどアバウト合わせておいた 
これでメカは組み上がったので制御基板を付けて動作を見てみよう
速度が遅いなど問題があるので調整は本体に組み付け後に行う
続く





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