L-03DP ピックアップ編その3


2018/6/3

CDP-701ES 1号機の時 DENON DCD-1800Rのピックアップに交換して上手くいかなかった事を思い出した
左が1800Rの物でプリズムの形状が異なりレーザの極性も調べたはずだが今思うと怪しくなってきた この形状のピックアップは色々なバージョンが存在するようだ あれから少々経験を積んだので1800Rのピックアップを掃除してL-03DPが動作するか試してみる
(写真は701ES1号機の時のもの)


放置してあった701ES 1号機を探してきた
未だ1800Rのピックアップが着けたままだったはず




1800Rのピックアップは K 様機と外観は同じタイプ
中を見た事は無かったのでカバーを開けてみた プリズムは綺麗な状態 ペイントロックもされたまま
レーザダイオードは再確認 フォトダイオードカソードがケース、レーザダイオードアノードがケースの+単一電源タイプでL-03DPと同じタイプ
K 様機のものは2電源タイプ 元はSONY KSC-100A と思われるが色々な組み合わせが存在している




この1800Rのピックアップを701ES 3号機に入れてみたがトラッキングが上手く取れず安定動作しない ピンポイントで再生する時もあるが不安定 レーザが劣化してくるとフォーカスはボケてノイズぽい波形になっている
このタイプのピックアップはレーザ LT022MC がサイズ的には合うので K様機 の様に交換してみる K様機とは同じタイプのピックアップとなるのでせっかく動作するようになったK様の調子を悪くしたくないが試してみる



レーザダイオードを交換したので組付け




701ESで調子良く動作出来ればL-03DPでも動作出来るはず
レーザ極性の違いはAPC回路を改造、又は作り直せば良いので電子回路的な事はなんとかなる
RF 2Vppで再生動作している レーザが新しいと波形も綺麗 レーザホルダの位置微調整でRF波形が最大と思われる位置にセット
このタイプのピックアップは動作中に位置調整が出来るので助かる
このピックアップをL-03DPに入れてみよう (L-03DPを動かす為に少し意地になってきてしばらくピックアップネタが続きます)

続く  





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